見えない境界線も意識しよう
「うっ!初対面なのに近いよこの人…
馴れ馴れしいな・・・
適切な距離感ってものを考えてほしいな」
話すとき相手との距離感を蔑ろにしてはいけません。
今回の記事も、コミュニケーションの重要なポイントです。
こんにちは、とみ子@脱コミュ障です。
今回は「距離」についてのお話しです。
あなたは誰かと会話するとき、
相手との距離はどの程度取りますか?
親しい相手なら至近距離でも会話できますが、
まだそれほど親しくない人だったら…?
このように、相手との心の距離によって、
現実での距離も近くなったり遠くなったりするものですよね。
そんな中でも、実は人との「最適な距離」というものが
あるのをご存知でしょうか。
本記事ではそれについて書いていきます。
適切な距離を知ることができれば、
すぐにでも実践して、相手と気持ちよく
会話を楽しめるようになります。
お互いに緊張することなく、
肩の力を抜いて会話に集中できるのです。
今まで会話をが苦手だったあなたでも
距離の取り方次第で、
その苦手意識から解放されます。
逆に「最適な距離」を知らなければ、
相手に不快感を与える距離を知らぬ間に取ってしまうかもしれません。
相手から馴れ馴れしいと思われたり、
離れすぎて会話しにくいと思われたり…
せっかく勇気を出して話しかけたものの、
空回りして上手くコミュニケーションが取れなかった・・・
なんてことがないように、
ぜひ最後まで本分を読んでみてください。
●基本は〇〇cm●
対人距離には、アメリカの文化人類学者であるエドワード・ホールによる
4つの分類というものがあります。
①親密距離(0~45cm) 家族や親しい人に取る距離
②個人距離(46~120cm) 友人など心を許している人に許す距離
③社会距離(121~360cm) 知人など、公式な場で取る距離
④公衆距離(361~) 演説や講演など、他人に取る距離
これら4つと、相手との信頼度を照らし合わせて
最適な距離を考えていきます。
例えば、知り合い程度でまだあまり仲良くない…
という場合は③社会距離をとると良いでしょう。
ですがこの距離は個人差が大きいです。
一般的に、女性よりも男性の方が対人距離を広くとる傾向にあります。
自分では適切な距離だと思っても、
相手にとっては不快であることもあります。
なので、相手の表情をよく見て、
どれくらい距離を取るべきかを見定めてください。
大抵の人は不快感を示すとき、眉をひそめます。
あなた近づきすぎた場合には
相手の表情を見ればそれが分かる・・・ということです。
では最後に内容の確認です!
きちんと日常の場面で活用するために、
対人距離の4つ分類についておさらいしましょう。
次のパーソナルスペースを、距離が小さい順に並び替えてください。
・社会距離
・個人距離
・親密距離
・公衆距離
できましたか?
答え合わせは、本記事をもう一度読んでしてみてください。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。